のぼりの耐久性

「のぼりって、どれぐらいもつの???」というお問合せ、結構多いです。ありがとうございます。

せっかくなので、のぼりについて書かせて頂きます。

●最近ののぼりは、ほとんどが化繊生地で「ポンジ」と呼ばれている素材です。
印刷、耐久性、加工のし易さのバランス、そして値段もこれより安いものは今のところないと思います。
外周をヒートカット(切りっぱなし状態)か、縫製しているかで耐久性が違います。

●のぼりについてる輪っかは、「チチ」と言います。これが、熱テープによる接着か、縫製かでも耐久性が違います。
特注品で、印刷した生地を袋状にして仕上げる方法もございます。見た目と耐久性アップでオススメです。

●印刷は、昇華転写方式と呼ばれるものです。インクを生地の上に乗せるというよりも、染める・染み込ませる感じです。そのため、表面を擦ってもインクが剥がれることが無いです。もちろん、強く擦りすぎたら生地が破けてしまうことになります。

以上を踏まえて、冒頭のよくあるご質問への回答になりますが、「毎日使用して、大体半年くらいが目安」です。あくまでも、目安になります。
長く使用したいということであれば、以下のポイントを参考にして頂ければ幸いです。
①雨天時は使用しない
②風が強い時は使用しない
③西日や紫外線を多く浴びる環境で使用しない
※特に強風や台風の予報が出た際は、車や歩行者の安全を優先し、事前の回収をお願い致します。

▲画像は、弊社ののぼりで①と②を重視して使って、半年~1年程度の状態です。
サイズ=600×1800mm
素材=ポンジ
加工=外周三巻縫い・チチ縫製付け

【屋内・催事などで使用されるお客様へ】
のぼり・のれんはきれいに巻いて、筒状の容器などで保管されることをオススメします。催事道具の都合、たたんで収納したいのはご最もなのですが、やはり折りシワは利用者側から見てもキレイではありません。シワは低めの温度設定でアイロンで直るものがほとんどです。